暮らしあるある話

犬友のワンコの名前が軽くツボにはまる

dogpawphoto

よく散歩中に出会う近所のセニョーラがいる。

彼女の犬はとてもおとなしいので、怖がりのうちのコブタが珍しく自分のほうから挨拶するワンコだ。

初めて彼女と言葉を交わした日に、ワンコの名前をきいてみた。

ココ、ていうの。」

「ココですかー」

「名前の意味わかる?」

「え?」白い犬だし、勝手にナタデココなどのココナッツを想像していた私。

セニョーラはニヤリと笑って、

ココ・シャネルのココよ。」

「なるほどーーーー!!!おしゃれですねー。」

それ以来、私はひっそりと彼女をココママと呼んでいる。

そのココママがある日2匹連れて散歩をしていた。

「あれ?もう一匹飼ったんですか?」

「違うの。これは弟の犬で今旅行中だから預かってるの。」

「かわいいですねー。名前はなんていうんですか?」

ウーゴよ。」(英語だとヒューゴ)

「まさかそれは・・・。」

「そう、ウーゴ(ヒューゴ)・ボスよ!」

そのうち、もしまた犬を飼ったら、今度はなんだろう、ルイ・ヴィトンのルイとかなのかしら。いや、エルメスかも、なんて友達とさんざん話して笑っていた矢先、ココママが二匹目のワンコを飼った。

名前は・・・シャネル

というわけで二匹で、ココ・シャネルになった。(あまりにもベタでわかりやすかった・・・)

意外にも他のブランド名ではなくちょっと肩透かしを食らった気分、とはいえブランド路線はやはり外さない彼女だった。