普段海外に住んでいる方なら誰しも経験があると思いますが、久しぶりに帰国すると感じる違和感や新鮮な驚き等一種の逆カルチャーショックがあります。住んでいた時には当然すぎて疑問にも思わなかったことなどで。
先日の帰国で感じたのは・・・。
その1きれい(清潔)すぎて感動する
どこにいってもきれいさが半端ないと感動!
日本におりたち、空港のトイレに入ったその瞬間から毎回感じます
お店やレストランに入ったとき、また公共の施設のトイレに入ったときも必ず感じてしまう。どうしてこんなに清潔できれいなんだろう、と。
その2 接客が素晴らしすぎる
これはもういわずもがなで、世界中で知られていることだけれど、それでも帰国のたびにそのレベルの高さに感激してしまう。
デパートで、レストランで、家電量販店やコンビニで、どこにいっても大体において接客態度が丁寧で、質問にもちゃんと答えてくれる。
え?それって当然でしょう、て思いますか? ですよね。私もずっとそう思って生きてきてましたけど。
海外だとお店にもよりますが、こちらから声をかけるまで店員が捕まえれなかったり、また少ない店員を他の客と取り合ったり、やっと質問できても商品知識が十分ないのが明らかで適当に返されたり、そんなのざらです。
特に感じるのが家電製品を買うときなど。日本では知識ゼロで出かけても、色々丁寧に教えてもらえて満足いくものが買えてましたが、こちらでは経験上あまりにはずれの店員が多かったので、今では自分で調べたり友達に聞いたりして事前にできるだけ下調べして行くようになったくらい。
その3 家の中にやたら通知の電子音が多いなと感じる
ここ数年すごく感じるようになったこと。
家電製品の音がやけに多いなと思うんですよね。(私だけ?)
電子レンジの音が鳴り、洗濯機の終了音がなり、IHコンロのタイマーが切れると音が鳴り、お風呂が沸くと音が鳴り、トイレに入ると音が鳴り自動で便器の蓋が開くし、そしてスマホの着信音が鳴る、と常に絶え間なく何かの音が聞こえる気がする。
これも住んでいると、慣れていて気にもならないのだと思うけれど、たまに帰国するとすごくいろんな種類の音に常に囲まれている気分になるんです。
「お母さーん、また何か鳴ってるよー!今度は何??」というのは実家で実際にあった会話です。
どんどん技術が進み、生活が便利になっているのは素晴らしいことですが、日本ではそれを顕著に感じます。
時代が変わってもヨーロッパは生活がどこかシンプル。細かい消費者ニーズが特にないから、技術が進んでもそういう物が出てこないのかな、とも思う。
最後に
どこに住んでいても、日本人としての感覚は良くも悪くも自分のアイデンティティなので大事にするようにしています。
でも、環境が変わるとそこに順応するのか、また環境で自分の考え方感じ方も少しずつ変わってくるのか、生まれ育った日本で違和感を感じたり、今までと違った視点で見ている自分に気づいてちょっと不思議な気分になります。
みなさんが感じる逆カルチャーショックにはどんなものがありますか?